隠岐地域

浄土ヶ浦(じょうどがうら)(隠岐の島町)
浄土ヶ浦
浄土ヶ浦
浄土ヶ浦
島後北東部の海岸は、風化、侵食によって様々に変化し、多彩な色や形の岩石からなる多数の島々が美しい景観を呈しています。
国の名勝にも指定されている海岸は、京都の一休和尚がここを訪れた時、極楽のように美しいと謳ったことから、「浄土ヶ浦」と名前がついたといわれています。
国賀海岸(くにがかいがん)(西ノ島町)
国賀海岸
国賀トレッキング
通天橋
西ノ島の北西海岸―帯には、日本海の激しい波による海岸浸食でできた崖や洞窟が続いています。
摩天崖(まてんがい)と呼ばれる海面から257mの高さを持つ断崖や通天橋と呼ばれるアーチ状の巨大な岩など、約7kmに及ぶ雄大な景色が楽しめます。
また、そそり立つ崖の上部―帯は、なだらかな地形が広がり、牛や馬の放牧が行われています。
国賀浜から摩天崖まで歩道が整備されており、絶景の中でトレッキングを楽しむことができます。
赤壁(せきへき)(知夫村)
赤壁
虹の赤壁
赤壁
知夫里島の西海岸に、高さが50~200mの断崖が続いており、火山活動によって形成された赤色や白色など、鮮やかな壁面を見ることができます。
その中心となる赤壁は、夕日を浴びるとその岩肌は深紅に輝き、国賀海岸の摩天崖と並ぶ迫力満点の風景です。
明屋海岸(あきやかいがん)(海士町)
明屋海岸 ハート岩
ハート岩
ハート岩
明屋海岸には、女神がお産をした場所という神話が残されており、「たらい岩」と「屏風岩」と呼ばれる岩があります。
屏風岩は、浸食によってくり抜かれた穴がハート型に見えることからハート岩として人気のスポットです。
夏期には、絶好の海水浴場になり、町営のキャンプ場も開設され、島内外から多くの方で賑わいます。
隠岐地域のおすすめポイント
白島海岸(しらしまかいがん)(隠岐の島町)
島後の最北端に位置し、岩肌の白と海の青のコントラストが美しい海岸です。
この一帯には沖ノ島、松島、白島などの島が点在し、多くの波食洞も見られます。
また、白島展望台では、北方系、南方系、大陸系の植物が混在する不思議な光景を見ることができます。
ローソク島(隠岐の島町)
島後北西の尾白鼻(おじろばな)沖合の小島で、夕日が島の先端にかかるとローソクのように見えることからその名が付けられています。
この光景は遊覧船から見ることが出来ます。
自然回帰の森(隠岐の島町)
大満寺山(だいまんじやま)とその北側の鷲ヶ峰(わしがみね)周辺は、樹齢300~400年の杉の天然林、オキシャクナゲ自生地ほか野生動植物の宝庫であり、登山道からは、屏風(びょうぶ)岩、トカゲ岩などの奇岩の絶景が見られます。
オキシャクナゲ(隠岐の島町)
大満寺山一帯に生育しているオキシャクナゲは、希少な隠岐固有の植物です。
希少な植物のため、その自生地あたる場所は島根県自然環境保全地域に指定されており、大切に守られています。
4月~5月に薄いピンク色のきれいな花を咲かせます。
油井の池(隠岐の島町)
油井の池は、大規模な地滑りで形成された直径約250mのほぼ円形の池です。
湿地性植物や多種類のトンボの生息が見られ、野鳥の飛来地ともなっています。
動植物の観察に優れた湿地帯で、1月から2月にかけては、池の周囲に「スイセン」が花を咲かせます。
壇鏡(だんぎょう)の滝 (隠岐の島町)
「日本の滝百選」と「名水百選」に選定されている滝です。
壇鏡神社の左右に40mの雌滝と50mの雄滝があり、雄滝は裏から眺められる裏見の滝です。
大津久(おおづく)のカタクリ(隠岐の島町)
油井の池に近い大津久の照葉樹林の中に、3000㎡の広さに1万株を超えるカタクリが群生しています。
3月下旬から4月中旬にかけてかわいらしいピンク色の花を咲かせます。
乳房杉(隠岐の島町)
樹齢約800年、主幹が15本に分岐した神秘的な古杉です。
特に雨上がりに訪れると霧に包まれたとても幻想的な雰囲気を味わうことができます。
焼火(たくひ)神社(西ノ島町)
焼火神社は、標高452mの焼火山の中腹にあり、平安時代から全国に海上安全の守護神として信仰されている神社です。
平成4年に国の重要文化財に指定されました。
三郎岩(海士町)
菱浦港の北東部に、ほぼ垂直に大、中、小の三つの奇岩が並んで立っており、「三郎岩」と呼ばれ、島民から親しまれています。
「あまんぼう(海中展望船)」で見ることができます。
アカハゲ山(知夫村)
美しい放牧風景で知られる知夫里島の最高峰の山です。
車で行くことができる山頂展望台からは、日本海が360度見渡せ、視界が良ければ島根半島まで望めます。
春にはノダイコン、夏にはツルボの花が一面に咲き乱れる景観は壮大です。
玉若酢命(たまわかすのみこと)神社の八百杉(隠岐の島町)
老いることを知らない八百比丘尼(やおびくに)が杉の苗を植え「800年たったら、また、ここに来よう」と言ったとの伝承により八百杉と呼ばれています。
樹齢千数百年と言われる大杉の迫力は、まさに圧倒されます。
中村のかぶら杉 (隠岐の島町)
樹高38m、幹周9.3m、県の天然記念物の中村のかぶら杉は、幹が6本に分かれ、真っ直ぐ上空に伸びており、「かぶら矢」に似ていることから、このように呼ばれています。
世間桜(よのなかざくら) (隠岐の島町)
樹高15m・13m、幹周4m、3m エドヒガンの一種で、白花の男桜と薄紅色の女桜の2本の総称です。
花の咲き具合でその年の豊凶を占うという桜で、江戸時代には「世の中知らせ桜」という名前で江戸幕府にまで知られていたといわれています。
隠岐自然館・隠岐ジオパークセンター (隠岐の島町)
西郷港より徒歩1分。
隠岐ユネスコ世界ジオパークの案内や自然環境(動物、昆虫、海洋性物、岩石)を紹介する展示施設です。
島津島(知夫村)
知夫里島の島津島は、南北約1km,東西約500mの細長い無人島で、島内にはキャンプ場と海水浴場があります。
また、島内には、花や樹を眺めながら散策できる遊歩道があり、夕日の絶景スポットへと続いています。

海の幸
海のミルクと呼ばれる極上の岩ガキ。
新鮮なサザエをいっぱいにしたサザエ丼。
日本海が育む魚介類をふんだんに使った海鮮丼。
隠岐では、極上の海の幸が楽しめます。
隠岐牛
島内の放牧地でたくましく育てられた子牛を、島のミネラル豊富な飼料で飼育した隠岐牛は、近年その品質と流通量の少なさから「幻の和牛」と呼ばれています。
是非一度、ご賞味ください。
地域の詳細・お問い合わせ
隠岐観光協会:〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24
TEL 08512-2-1577 FAX 08512-2-1406