島根半島東部地域

地蔵崎園地
地蔵崎
美保関灯台
地蔵崎
島根半島の最東端にある地蔵崎園地。
この地域は複雑に入り組んだリアス式の海岸部と美しい断崖景観が特長で、世界の歴史的灯台百選や恋する灯台に選ばれた異国情緒のある美保関灯台とともに、自然を楽しむことができます。
地蔵崎園地からは、大山の稜線から昇る日の出や日本海に沈む夕日を見ることができ、見通しのいい日には隠岐島を望むこともできるスポットです。
灯台に隣接するフランス風のビュッフェでは、日本海を眺めながら食事やティータイムを楽しめます。
五本松公園
五本松公園
五本松公園
五本松公園
地蔵崎から約2.8㎞西には、民謡「関の五本松節」の由来となる五本松公園があります。
県下有数のツツジ公園として知られ、ゴールデンウィークの頃に見頃を迎えるツツジの鮮やかな色は、眼下の美保湾の海の青と見事なコントラストを描いています。
また、五本松公園から地蔵崎までは、遊歩道でつながっており、約1時間のウォーキングも楽しめます。
桂島・加賀の潜戸・多古の石柱
桂島
加賀の潜戸
桂島海水浴場
多古鼻の石柱
加賀の潜戸
多古の七つ穴
島根半島北側の海岸線は、リアス式海岸で日本海の荒波で浸食された変化に富んだ地形となっています。
この特徴ある地形・地質を有する島根半島は、2017年12月、日本ジオパーク(島根半島・宍道湖中海ジオパーク)に認定されています。
「桂島」は、磯と浜が広がり、海水浴場、キャンプ場、遊歩道が整備されています。
砂浜での海水浴や磯釣りはもちろん、最近ではシーカヤックやSUPなどのマリンスポーツを楽しむ人も増えています。
「加賀の潜戸(くけど)」は、加賀海岸にある新旧2つの大きな海岸洞窟で、沖泊から見える「多古の七ツ穴」とともに観光遊覧船で美しい景観を巡ることができます。
島根半島の最北端にある多古鼻岬(たこばなみさき)には、展望台や宿泊施設が整備されています。
海岸部には日本海の荒波によってできた多古の七ツ穴と呼ばれる海食洞穴があります。
島根半島東部地域のおすすめポイント
須々海海岸の洗濯岩
須々海海岸は、海底で堆積した地層が露出し、黒または黒灰色の泥岩部分が風化し窪み、白色の砂岩部分が尖って洗濯板のような形状になったことから洗濯岩と呼ばれています。
野波海水浴場と小波海水浴場
野波海水浴場
小波海水浴場
島根半島東部を代表する海水浴場の「野波海水浴場」と「小波海水浴場」は、透き通ったアクアブルーの海で、まるで南の島のビーチを思わせるほどの美しい砂浜が広がっています。
チェリーロード
1961年に野波〜加賀間の県道の開通したとき、これを記念して1964年春に松江村人会から贈られたソメイヨシノ500本が植えられました。
5kmにわたって続く、約700本の桜のトンネルは、海の青さとも相まって見事な景観です。
惣津海岸(そうづかいがん)
惣津海岸は、波の浸食による波食棚が広がっています。
マリンブルーの砂浜と明島まで続く海岸線の景観はいち押しの景観スポットです。
松江ビジターセンター
島根半島・宍道湖中海ジオパークを丸ごと学び楽しむ施設として、2018年春にオープン。
インフォメーション、学習、ガイドの斡旋などを行う拠点施設です。
マリンプラザしまねの2階でジオパークを紹介しており、1階からは潜戸(くけど)観光遊覧船が発着しています。
マリンパーク多古鼻(たこばな)
マリンパーク多古鼻は、天空の岬からの見渡す限りの素晴らしいパノラマオーシャンビューを体感できる宿泊施設です。
キャビン15棟、展望浴場、フリーテントサイト、展望台などがあり、日帰りのデイキャンプも楽しめます。
マリンパーク多古鼻の展望台
島根半島の最北端にあり、煌(きら)めく碧い(あおい)海と澄み切った青空とが交わる水平線を一望できます。
東西をさえぎるものがなく、春から秋にかけ水平線から昇る朝日と水平線に沈む夕日を楽しむことができる希少な展望地です。

海の幸
日本海の好漁場に恵まれ、日本有数の水揚げ量を誇る境港にも近い島根半島東部地域は、新鮮な魚介類を堪能できる自慢のお食事スポット。
特に冬の松葉がには、文句なしの最強のグルメです。
屋台
イカ焼きにサザエのつぼ焼き、お土産にしたい一夜干し。青石畳通りの奥の新名物しょうゆアイスも人気です。
美保神社の周辺には、思わず足を止めてしまうお店が並んでいます。

美保神社
島根半島の東端に位置する美保神社は、海上安全や商売繁盛の守護神、事代主神(ことしろぬしのかみ)(えびす様)の総本宮として有名です。
神様に供物を備える「朝御饌(あさみけ)」、「夕御饌(ゆうみけ)」の儀式が午前8:30と午後3:30の一日2回、365日行われ、お供え物を献上し社殿で巫女舞(みこまい)が捧げられます。
その様子は誰でも拝観できます。
沖の御前・地の御前
日本海に浮かぶ美保神社の飛地境内の沖の御前(おきのごぜん)、地の御前(じのごぜん)は、美保神社の御祭神、事代主神(えびす様)が鯛釣りをしていたという伝説が残されています。
美保関灯台を周遊する遊歩道沿いにある鳥居から島を見ることができます。
青石畳通り
雨に濡れると緑灰色、青灰色となる美しい石畳の通りです。
石は島根半島の森山石と福井県の笏谷(しゃくだに)石です。
江戸時代に北前船の寄港地として繁栄した様子をうかがわせる風情ある街並み散策が楽しめます。
男女岩(めおといわ・みょうといわ)
境水道大橋から美保関に向かう途中、右手に見える注連縄(しめなわ)がかかった神秘的に立つ岩が男女岩です。
その形から子宝に恵まれるとの俗信が生まれ、今や地元での縁結びのスポットとなっています。
「宍道湖・中海」ラムサール条約登録湿地
宍道湖と中海は、2005年11月、国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されました。
両湖を合わせると165km2の国内最大級の汽水湖です。
冬季には、コハクチョウをはじめ、マガン、カモ類など数万羽の鳥が飛来し、宍道湖の斐伊川河口や中海の飯梨川河口などは、良好なバードウォッチングの場として知られています。
宍道湖北山県立自然公園・東部地区
宍道湖や島根半島の稜線部である北山地区を中心に枕木山(まくらぎさん)、大平山(おおひらやま)、朝日山(あさひさん)、嵩山(だけさん)など手軽に登れて眺望抜群の山々があります。
清水月山県立自然公園
清水寺(きよみずでら)、国民保養温泉の鷺(さぎ)の湯温泉、戦国時代毛利氏と争った尼子(あまこ)氏の古城のあった月山(がっさん)を中心とした3つの地区からなります。
島根県では珍しい三重塔がある清水寺。
公園は、桜、ツツジ、紅葉、雪景色と四季を通じて楽しめます。
月山は、尼子氏の富田城跡(とだじょうあと)があり、近くに尼子氏の御殿湯であった鷺の湯温泉があります。
足立美術館
枯山水庭
横山大観をはじめとする近代から現在の日本画、陶芸など、約1,500点が所蔵されています。
5万坪の日本庭園は、米国の日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』の庭園ランキングで連続日本一に選ばれており、訪れる人を魅了します。
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも3つ星に評価され、その人気は、国内外から年間60万人以上が訪れるほど。
日本庭園の四季の自然美と日本画の魅力を併せて満喫できる世界に誇る美術館です。【年中無休(新館のみ休館日あり)】
中海に浮かぶ大根島
中海の中央に浮かぶ大根島は、周囲12㎞の火山の島です。
色鮮やかな大輪の牡丹(ぼたん)の花が有名で毎年春にはぼたん祭りで賑わいます。
由志園
牡丹、花菖蒲、紅葉、寒牡丹など、四季折々の花々と緑に彩られた山陰最大級の池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の日本庭園です。
春におこなわれる庭園の池を埋め尽くす「三万輪の池泉牡丹」は、あまりの華やかさには驚かされます。
室内庭園「牡丹の館」では、百花の王と称される牡丹が年中観賞でき、海外からの多くの来訪者にも人気のスポットです。【年中無休】
地域の詳細・お問い合わせ
松江市観光協会:〒690-0874 島根県松江市中原町19
TEL 0852-27-5843 FAX 0852-26-6869